もう十年近くなるだろうか、私はブログではないがSNSのGREEで自分の意見を書いてはオープンにして見知らぬ人ともコミュニケーションをとっていたのが仕事もプライベートも忙しくなり、またその時は新しものへの興味からやった軽い気持ちもあって自然にフェードアウトした。そして、昨年から今この期に及んでも世界はパンデミックに怯え、踊らされてい中、何か自分の思いや考えあるいは情報が人の役にたてればとブログを書くことにした。 諸行無常とはよく言ったもので歴史を見ても世の中は常に変化し、日本は戦後70年間発展し、経済的にも何度か落ち込みがあったものの何だかんだ言っても他の国に比べると恵まれてきた。そして今回はどうか。今までのような国単位の経済状況の立て直しでなく新型コロナという何とも不可解かつ不自然な事象で世界の経済構造そのものが変わろう、変えようとしているように思える。これは大転換でこれからは、生き方や価値観そのものを変えなけらばならないのかもしれない。仕事をしてお金を得てそして日々暮らすごくあたり前がそうでなくなる。 世界は平等ではない。今、貧困で食べるものがない仕事もない希望も持てない人が大勢いる一方、食べ物や必要なものは充分揃い余分なものを溜め込み、食べ物は余して捨てる。実は今の技術や流通力があれば、そのあまりにかけ離れた貧富差や矛盾は解決できるはずがやらない。エネルギーも化石燃料に頼らずとも自然再生エネルギーで代替できるがやらない。何故なのか。 私たちは教育で型にはまる事が良い外れる事が悪いと教えられ、体制という枠で生きてきた。そして与えられてきた体制は常に正しく、それに従っていればか良かったが、ここにきてその体制は脆く実は意図的に偏らせたものであることがわかってきた。 しかし、ずっとマュアル通りに生きてきた私たちはフレキシブルかつ柔軟に対応する力がなく、もっともらしい常識というルールを教え込まれて思考する事さえも停止してきた。これからはそうはいかない。ただいきなりこれから世の中を良くすると独り頑張ってもこれまたうまくいかない。不器用人ならなおさらだ。だからせめて自分やその周りの人や共感者と力を合わせ生きていくしかない。こういったブログやSNS、YouTube等は自分の限られた世界だけでなく環境や立場の異なる人の考えを知り、ネットを介したコミュニケーションも取れるので視野が広がり、より俯瞰した見方ができようになる。 本来、人の思いは普遍でも考え方、方法は様々で、それを学び更に練り直して発信できれば、時に人の救いや助け勇気をもたらす機会にもなりえると期待したい。